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違法コピーへの取り組み:不正コピー予防支援

2.違法コピーの防止以外にもある、自主調査のメリット


違法コピーの防止だけが、自主調査の利点ではありません。私どもは違法コピーの問題を、お客様とともに長年考え続けてきました。私どもが自主調査の必要性を積極的に訴えている理由は、多くのお客様からその有効性についてご賛同をいただいたからです。というのも、自主調査を完了した多くのお客様が私どもに教えてくださるのは、違法コピー、セキュリティの不備、社内サポートの負担などの根本的な原因が、ただひとつであることです。それは、クライアントPCを一元的に管理していないことです。

お客様の組織では、棚卸しのたびに、新種のウィルスが出るたびに、あるいは社内システムを少し変更するたびに、個別の目的ごとにクライアントPC、ソフトウェア、ネットワークなどを調査して随時対応することを繰り返し続けていませんか? さまざまな問題を根本的かつ未然に解決するためには、クライアントPCを一元的に管理することが最も有効な方法のひとつです。

たとえば以下のような、組織内のIT環境における問題点を洗い出すことができ、今後のIT 投資を決定するための重要な情報として役立つでしょう。

  • セキュリティ上の問題点を発見する
    たとえばサービスパックやブラウザのバージョン不統一など、セキュリティ対策上欠かせない情報を得ることができます。
  • ハードウェアとユーザの結びつけ
    どのユーザがどのハードウェアで、どのようなソフトウェアを使用しているかを把握することで、ハードウェアとソフトウェアに対するユーザとしての管理責任を明確にすることが可能です。
  • ソフトウェアの使用状況
    購入記録にはあるがインストールされていない(使用されていない)ソフトウェアがないか、不具合を起こしやすいので許可していないソフトウェアがインストールされていないか、などを調査することで、社内ユーザも本当に必要なソフトウェアを吟味して購入するようになります。その結果、本当に必要なユーザへきちんとソフトウェア購入の予算を配分することが可能になります。また、調査結果に基づき、セキュリティ面、サポート面から社内スタンダードとすべきソフトウェアを決定するなど、IT環境の最適化を進める重要な裏付けデータとしても活用できます。ひいては、クライアントPCを管理するためにユーザに強いる負担や、管理者がもぐらたたき的にサポートする体制から管理者が使用方法を指定する管理体制への移行につなげる一歩となり、管理コスト・労力を削減できます。
  • 保有ライセンスの把握
    保有しているライセンスは、会社が購入したものです。にもかかわらず、保有しているライセンス数を把握している組織は多くありません。その理由は、ソフトウェアを文房具のような消耗品として管理しているからです。
    確かにソフトウェアはバージョンが古くなれば、価値は下がるとも考えられます。しかし、思い出していただきたいことがあります。古いバージョンのソフトウェアでも、新規に購入するより安い価格で最新バージョンを使用できる、アップグレード価格が適用できる場合があること。ソフトウェア自体は消耗品ではないので、古いバージョンでも違法コピーとならないようにきちんと管理した上で利用すれば、新たに購入する無駄を減らせること。文房具よりも高額であること。つまり、購入したソフトウェアのライセンスをきちんと把握していないのは、会社資産としてのソフトウェアを捨てているのと同じです。ソフトウェアライセンスを会社資産として認識し、調査・確認することは、決して無駄にはなりません。一度しっかり確認しておけば、将来購入するソフトウェアと一緒に適切に管理することで、無駄な経費を削減できるのです。